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不定詞

ここでは,「to+動詞の原形」という形で表される to不定詞 を扱います.to不定詞の3つの用法(名詞的用法,副詞的用法,形容詞的用法)を理解するとともに,ドリルにも間違えやすい点や注意点を整理してありますので,確認しながら進んでください.

不定詞の部分は(もはや文の中では動詞ではないのですが),元の動詞的な性質を保っています.だから他動詞ならば目的語をとることもできますし,前置詞などを伴って意味のまとまりを作ることができます.

一方,文全体の中では,名詞(名詞的用法),副詞(副詞的用法),形容詞(形容詞的用法)として働きます.あくまで,文の中では一つの名詞,一つの副詞,一つの形容詞と同じ働きに過ぎないのです.

ということは,不定詞から始まる一連の意味のまとまりが,もっと大きな文全体の中では名詞,副詞,形容詞として働き,もっと大きな意味のまとまりを作っている,という2重の構造になっているわけです.そのため,二つの文で表すような内容を一つの文で表すことができるようになり,より複雑な内容を表すことが可能なのです.

それでは,レッスン35から一つ一つ確認しながら,不定詞によってどんなに表現の幅が広がっていくか,じっくりと味わいながら勉強をすすめましょう!