助動詞 must と have to
助動詞の便利さがだんだん,実感できるようになったところで,助動詞 must と have to について学習していきましょう.今回も,この2つは微妙に意味が違うのですが,そのあたりの詳細な勉強は後ですこしずつやっていくとして,ここでも文の作り方,否定文,疑問文の語順(疑問文の場合は答え方も含む)を学習していきます.しかし,今回は現在形と過去形の場合で少し事情が異なることに注意しましょう.
助動詞 must を使った表現も,will や can の場合と形の上での共通点がたくさんあります.三者を比較して学習すると,「助動詞」という共通の概念で統一的に理解できることが実感できるようになってくるでしょう.助動詞の後は動詞の原形を使うなどの基本をしっかりと身に付いたか確認しながら進めましょう.
have to は,be able to と違って,一般動詞を使った英文です.be going to が「be動詞」という共通の概念で統一的に理解したように,have to も「一般動詞」という共通の概念で統一的に理解できているかどうか確認してください.もちろん,もし,理解が不十分の場合は,迷わず,1年生のテキストを開いて「一般動詞」の復習をしましょう.